South Korea is crossing Rubicon
日本の無力化狙う韓国の「衛星外交」
「分水嶺の韓国」を木村幹教授と読む(4)
鈴置 高史
>>バックナンバー2014年12月26日
なんや、まだ、point of no return に到っていないのか。
それでは、表現が誤解を招くんではないかな。
。
ルビコーンを渡る
といったら、引き返せないところまで来た、ということであるが、
ルビコン川に飛び込んだら、それは、もう、crossing している、戻れないところまできた、と思う読者もいるよ。
ま、それはいいとして、では、日本が中国にもっと接近するジェスチャーをとれば、韓国はもっと中国に擦り寄るわけですね。
安倍ちゃんにおかれて、日中友好のために、日中会談がんばってもらいたい。
アメリカのめちゃくちゃ外交により、日本も中国の影響圏にはいっちゃたりして。
「分水嶺の韓国」を木村幹教授と読む(4)
鈴置 高史
>>バックナンバー2014年12月26日
鈴置:韓国の「離米従中」は、もう韓国人も否定しなくなりました。韓国の日常生活やネット空間では、それを前提に会話が交わされています。政府はまだ「韓米離間を図るため、日本がそんなウソを言って回っているだけだ」と、言い張っていますが。
木村:韓国が明らかに外交姿勢を変えたのは、2014年7月のソウルでの中韓首脳会談でした。この時点から、韓国における米韓同盟に対する理解は一気に変容しました。
木村:日中韓首脳会談の呼び掛けは、韓国が白旗を掲げたことを意味しません。3カ国首脳会談の形であれば、朴槿恵大統領は習近平主席と共同戦線を組んで、安倍首相を包囲できるのです
もちろんオバマ大統領とは異なって、習近平主席は「日本と仲良くしろ」などと言うはずがない。だからこそ朴槿恵大統領にとっては、習近平主席は一番頼りがいのある存在なのです。
鈴置
要はもう、韓国は中国を基軸に外交を組み立てているのです。それをきちんと認識しない限り、情勢を読み誤まります。日本人は自分がそうだものですから「韓国も米国を軸に……」と誤解し続けているのです。
2014年夏以降、しばしば政府関係者から「もし、日中首脳会談を開いたら韓国はどう出るか」と聞かれました。「日中」の準備が始まっていたのでしょう。
「韓国はますます中国に寄るだろう」と答えると、日本の当局者は一様に驚きました。
そこで私は「韓国は中国が世界の中心と考えている。だから中国との距離で自分の国の位階を測る。日中が接近したら、中国により近づくことで国際的な地位を高めようとするだろう」と説明したのですが、なかなか分かってもらえませんでした。
木村:ええ。韓国の「衛星」戦術は一貫しています。中国と南北の三角関係においても、北朝鮮以上に中国に接近することで対北強硬路線に転じさせようとしています。
日米韓の三国間の関係でも同様です。米国に影響を及ぼすために、できるだけ米国という巨大惑星に近づく。同時に、ライバルの衛星軌道を少しでも外に押し出そうと腐心します。言うまでもなく、慰安婦を中心とする歴史問題がその手段です。
木村:歴史的に韓国はずうっと「衛星外交」で生き残りを図ってきたのです。1960年代、ベトナムに率先して軍隊を送ったのは、自らを切って捨てるかもしれない米国に恩を売って――衛星軌道の高度を下げて――支持を取り付けるためでした。
日本と早く国交を正常化せよと迫る米国に対し「日本には植民地支配への反省が足りない」とアピール、米国を自らの側に引きつけようとしたのは李承晩(イ・スンマン)政権でした。
日本という衛星を、自分よりも遠くの軌道に追いやろうとしたのです。今の朴槿恵政権のやり方は、歴代政権の外交戦略を忠実に踏襲していると言えます。
最後の質問です。「朴槿恵の韓国」がますます中国傾斜を強めていることはよく分かりました。では、ノーリターンポイントを越える――米国側に戻ってこられなくなるとしたら、どんな出来事が引き金になるのでしょうか。
引き金は通貨危機と核実験
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なんや、まだ、point of no return に到っていないのか。
それでは、表現が誤解を招くんではないかな。
。
ルビコーンを渡る
The idiom "Crossing the Rubicon" means to pass a point of no return,
といったら、引き返せないところまで来た、ということであるが、
ルビコン川に飛び込んだら、それは、もう、crossing している、戻れないところまできた、と思う読者もいるよ。
ま、それはいいとして、では、日本が中国にもっと接近するジェスチャーをとれば、韓国はもっと中国に擦り寄るわけですね。
安倍ちゃんにおかれて、日中友好のために、日中会談がんばってもらいたい。
アメリカのめちゃくちゃ外交により、日本も中国の影響圏にはいっちゃたりして。


